働き方

小1の壁より、意外ときつい!「中1の壁」って何?対策は?

編集部「A」
編集部「A」
小1の壁の意味はよく語られるけど「中1の壁」とは何?対策は?実体験から解説します

「小1の壁」という言葉があります。主に共働き家庭が直面する問題で、子どもを預けるサポートが、小学校入学を境に一気に得にくくなるという状況を指します。

しかし、「壁」は小1のみで終わりません。

個人的に小1以上に大きく感じたのは「中1の壁」、と語るのはAさん。

まだ意外と語られることのない「中1の壁」についてぜひお伝えしたいと考え、お話を伺いました。

 

有名ゆえに対策ができる「小1の壁」

働くママにとって「小1の壁」はよく知られており、どういった準備をしたらいいかなどの情報も多く出回っています。

一番有名な問題としては学童の不足が挙げられていますね。

私がいた保育園のママたちの間でも、年中頃から学童の話題が出ていました。

年上のきょうだいがいるママ友に情報を聞いたり、近隣学童の情報収集をしたり、みなさん年長になる頃までには「小1の壁」に対しての対策を考え始めていました。

 

あまり情報のない「中学校対策」

小学校に入ると、「小1の壁」通り、保育園時代とはまったく違う環境になります。

働くママは少数派。毎日の宿題に大量のプリント、保育園より早く終わる学童保育の預かり時間、授業参観や懇談会は半休では間に合わない時間帯…学校行事や持ち物など、気にかけることが多くなり、あっという間に日々が過ぎる感覚でした。

高学年になると学童を辞めるご家庭も多くなり、親同士のネットワークも薄くなります。

小学校によっては入学先の中学校が複数に分かれる場合もあり、その場合はお付き合いのあるご家庭が同じ中学校に進学するとも限りません。

私は保育園時代のママ友程度しか情報交換をするママがいなかったので、その中の同じ中学に行く子のママとやり取りしたり、子ども自身に同じ中学校に進学するお友達に中学校の情報を聞いてみるよう促してみたりする程度でした。

小学校からは制服の購入や入学説明会といった重要な内容は通知がありますが、学校の雰囲気や部活動への参加状況などの「リアルに知りたい情報」は得られません。

それは、やはりママ同士の関わりでしかわからないものだと感じました。

 

子どもへの目が一気になくなる中1

実際に中学校に入学してみて、学校の制度そのものが小学校とは大きく変わることを実感しました。

まず、学級の担任教諭と関わる時間が一気に減ります。教科担任制となり、担任が授業の様子を日常的に把握することがなくなります。

担任の受け持ちが副教科の場合、授業での接点はかなり少なくなってしまいます。

 

次に、連絡帳がなくなり、ちょっとした連絡や相談の機会が減ります。

わざわざ電話や面談をするほどではないけど少し気になることがある…といったとき、毎日やり取りのある連絡帳でなら伝えやすいですが、子どもに手紙などを持たせるとなるとつい「今回はいいか…」と先送りしがちになります。

 

そして共働き家庭で一番問題なのが、学童のような場がなくなること。

単なる留守番なら小学生でもできるようになります。

しかし学習内容が一気に難しくなり、その上課題も増えた状況を一人で乗り切れるほどには成長できていません。

中学での学習環境に慣れるまではやはりサポートが必要です。

 

小学校より給食のない日が増える

意外と見逃しがちですが、中学校では定期テスト期間は給食なしで帰宅します。

全国的な部活動の試合が行われる学校総体の時期も給食がなくなるので、お弁当持参など、小学校時代より昼食に気を配る機会が増えました。

うっかり忘れることもあるので、常にお弁当に使えそうな冷凍食品をストックしています。

 

お弁当は用意するしかありませんが、家での昼食用にレンジで温めるだけ・ゆでるだけといった簡単な調理で済む食品を常備しておくのもいいですね。

給食がある日でも、部活を終えて帰宅する頃には空腹…ということが増えます。帰宅と同時の「お腹すいた!」にも慌てずに対応できます。

 

中1は大人と子どもの間で揺れる時期

中学生といっても、まだ数か月前までは小学生。

判断力や自制心は大人のようには備わっていません。しかし行動力はついていますので、一人の自由な時間が増えると友達付き合いやスマホの使用などに歯止めをかけにくくなります。

実際に私は、子どもの成績や行動を考えた末、会社をやめる決断をしました。

何度か勉強やスマホ使用のルールについて話し合いましたが、守られないことが多く、まだ子どもの自主性に任せるには早いと感じたからです。

職場の方々に退職の報告をする中で「中1の子どもの状況を考えて…」と伝えると、お子さんが大きくなっている方は皆さん「中1は大事な時期だもんね」とおっしゃっていました。「子どもと大人の間で、本人もつらかったみたい」とご自身の経験を話してくださる方もいました。

子どもの預け先問題だけでは解決しないのが「中1の壁」の特徴かもしれません。

 

「中1の壁」対策!おすすめサービス

中1の壁には複雑な問題が絡んでいますが、乗り切るために大切なのはママの余裕!

体力・時間の余裕は気持ちの余裕につながります。

毎日のことで負荷が大きいのは食事作り。買い出し・調理・後片付け…「食事」にはたくさんの労力がかかります。

これらの手間を「ママの休食」に代わってもらったことで、私はとっても助けられました。

 

「ママの休食」は食品添加物無添加の冷凍お弁当定期宅配サービスです。

管理栄養士がメニューを考案し、メイン1品+サイド4品+国産ごはんがセットになっています。

仕切り付容器に彩りよく盛り付けられているので、容器のままレンジで加熱すれば手軽に栄養バランスの優れたお弁当が食べられるんです。

調理や盛り付け不要なので、給食のない日でもお子さん自身で昼食の準備ができますね。

夏休みなどの長期休みにも、ストックしておくと心強いです。

 

お届けサイクルは毎週・2週間ごと・1か月ごとから選択できます。

会員専用LINEから24時間注文の変更やスキップが可能なのも便利ですね。

購入回数に制限はないので、まずは「ママの休食」皆様も気軽にお試しされてみてはいかがでしょうか。